デメリット1:階段は担いで持ち上げなければならない

神社にはほとんどの場合、階段があると思います。
当然、足こぎ車いすコギーでは階段を登ることはできません。
階段ではコギーを下りて、自分の足で上ってもらい、足こぎ車いすコギーは私が担いで登りました。
当然ではありますが、神社では階段を上ることができないのが、神社で感じたデメリットのひとつめです。
ただし、足こぎ車いすコギーに限らず、車いすでは一般的にあるあるのデメリットですね。
メリット1:足こぎ車いすコギーはコンパクトで軽い!?

足こぎ車いすコギーを担いで階段を登った時、「重いなぁ」という感じはしませんでした。
足こぎ車いすCOGY(コギー)は、コンパクトな設計になっていて軽いのかなと思いました。
そこで、一般的な車いすと大きさや重さ(※)を比べてみました。
(※足こぎ車いすコギーはMサイズで比較しています。)
サイズ | コギー Mサイズ |
一般的な 車いす |
備考 |
---|---|---|---|
重量 | 14.8kg | 13kg ~15kg |
カタログより |
長さ (cm) |
1m16cm | 1m20cm以下 | JIS規格 |
幅 (cm) |
63cm | 70cm以下 | JIS規格 |
高さ (cm) |
88cm | 120cm以下 | JIS規格 |
引用元:国交省車いす基本寸法
国交省で決められている規格と比べると、一回り小さいようです。
持ち運びがしやすいというのは、神社で感じた、足こぎ車いすコギーのメリットのひとつだと思います。
メリット2:自分で好きなところへ行ってくれるので気分的に楽

足こぎ車いすコギーで外出するときに感じている大きなメリットのひとつが「連れ出すのが気分的に楽」という点があります。
どこかに連れ出しても、自分で行きたいところへ行ってくれるので、連れ出すこちらも気分的に随分と楽なのです。
この日も、「手を洗ってくるわ」といって、自分で「手水舎」のほうへ行き、自分で手を洗っていました。
自分で操作して、手を洗うのにちょうど良い位置に移動し、自分で手を洗ってくれました。

一般的な車いすだと、ひとつひとつ「あっちへ行って」とか「もうちょっと前」など、いろいろと手が必要ですよね。
足こぎ車いすコギーは手が掛からないので、乗っているほうも、介助しているほうも、気分的に楽だと思います。
神社で感じたメリットの二つ目です。
メリット3:子供が興味津々で近づいてくる

足こぎ車いすコギーのペダルを漕いでいると、子供たちは興味津々です。
こちらをじっと見ている子供もいれば、「赤ちゃんみたい」とママに語り掛ける子供もいたり。
ペダルを漕いで進む乗り物に乗っているのを見ると、自分たちが乗っている、おもちゃのペダルカーのようなものと、勘違いするのかもしれません。
子供たちが語り掛けてくると、若いママもとも会話もできたりして。
そんなことも良い気分転換になったりするのだろうと思います。
メリット4:自分のペースで観賞できる

これも、今回「あ~、これもメリットだなぁ」と思った点がありました。
それは、「自分のペースで移動できる」という点です。
神社には回廊がありますが、その回廊に絵が飾ってあったりします。
それらの絵なども、自分が興味をもつものは、じっと見続けられることもできます。
興味のない母は、「先に行っているよ」といっても、全然大丈夫。
自分のペースで移動てきるということは、実は大きなメリットかもと、今回の初詣で感じた点です。
神社で感じた足こぎ車いすコギーのメリットとデメリットまとめ
このページでは「初詣へ行った神社で感じたコギーのメリットとデメリット」について紹介しました。
コロナ渦もあり、久しぶりに外に連れ出してみて、「あ~、こんなメリットもあるなぁ」と感じることができました。
自分で移動できるということは、リハビリ効果などとは別に、気分的にも大きなメリットがあることを、強く感じることができた初詣でした。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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