廃用症候群から回復 父も廃用症候群になり寝たきりになりかけていた

廃用症候群から回復

父は廃用症候群に、気づかないうちになりかけていたと思います。

足こぎ車いすの評判をまとめていたら、聞きなれない「廃用症候群」という言葉を聞きました。

足こぎ車いすの評判を投稿している方の中に、「廃用症候群」になってしまった体験談が、投稿されていたのです。

電動車椅子に乗った私は、バスと電車を乗り継いで、一人でどこにでも出掛けられるようになりました。束縛から放たれた気分と言っても過言ではなかったと思います。
しかし世の中、良いことばかりではありません。それはまさに「廃用症候群」の始まりだったのです。すくみ足で苦労した足腰が全くと言っていいほど動かなくなりました。

引用元:足こぎ車いす「COGY」お客様の声

このページでは「廃用症候群」になりかけていた父が回復した様子を紹介しようと思います。

心当たりのある方の参考になればいいのですが。

廃用症候群とは

廃用症候群とは聞きなれない言葉です。

ただ、文字から受ける印象だと、なんだかとっても怖い言葉の印象を受けます。

「廃用症候群」について、公益財団法人長寿科学振興財団が運営している、「健康長寿ネット」というサイトから引用してみます。

 廃用症候群とは過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態をさします。

ベッドで長期に安静にした場合には、疾患の経過の裏で生理的な変化として以下の「廃用症候群の症状の種類」に示すような症状が起こり得ます。病気になれば、安静にして、寝ていることがごく自然な行動ですが、このことを長く続けると、廃用症候群を引き起こしてしまいます。

引用元:健康長寿ネット

病気になったからといって、過度に安静にしていることは廃用症候群となるきっかけとなり、寝たきり生活の要因のひとつであるそうです。

そういわれれば、私の父も入院後に著しく足腰が弱り、寝たきり生活になりかけていたのです。

振り返れば廃用症候群に掛かりかけていたのだと思います。

廃用症候群と思われた父の症状

上で紹介したサイトでは、いろいろな廃用症候群の症状が紹介されています。

これらの「廃用症候群」の症状のうち、父の症状は以下のようなものが該当していたと思います。

  • 筋萎縮・・・筋肉がやせおとろえる
  • 関節拘縮・・・関節の動きが悪くなる
  • 骨萎縮・・・骨がもろくなる
  • 心機能低下・・・心拍出量が低下する
  • 起立性低血圧・・・急に立ち上がるとふらつく
  • うつ状態・・・精神的に落ち込む

引用元:健康長寿ネット

いずれもありがちな症状ではないでしょうか。

でも、これらの症状に気づかないでいると、知らないうちに進行してしまい、気が付いたときには「寝たきり」になってしまうことも多いそうです。

父が廃用症候群になりかけた原因

私の父の場合も、入院が原因で廃用症候群になりかけていたと思います。

入院するまでは、父は随分と元気でした。

ですがある日友人とお酒を飲み過ぎた父は、玄関先で転び、肩や肩甲骨を強打し、あまりの痛みに耐えかねた父は病院へ行き診察を受け、治療のために入院することになりました。

これが父が廃用症候群になりかけたきっかけです。

最初はほんのささいな原因だったのです。

次々と見つかった体の不具合で長期入院することに

入院した当初は、肩の治療だけをすればすぐに退院できると思っていました。

ところが、肩の手術のために検査をしていると、糖尿病があることが判明したのです。

私には詳しいことはわかりませんが、糖尿病があると肩の治療(手術)ができないとのこと。

そこで、まずは糖尿病を改善させようということになったのです。

ところが・・・

入院中に虫垂炎を発症した父

糖尿病の改善のために、病院内で運動などをしていた父ですが、追い打ちをかけるように虫垂炎も発祥したのです。

虫垂炎についても、糖尿病が改善されないと手術ができないとのこと。

糖尿病が改善されない間は、ベッドの上で薬で虫垂炎を「散らす」治療が続けられました。

このような状況が立て続けにおこり、結局父は3か月余り病院のベッドの上で過ごすことになったのです。

家の中のちょっとした段差で躓くように

3か月あまりの入院後ようやく自宅に帰って来た父は、著しく足の筋肉がおとろえ、家の中のちょっとした段差でも躓くようになっていました。

ほんの数か月前までは、友人と町へ飲みに行くほど元気だったにもかかわらずです。

それが退院後は、外出するときは危険なので、車いすをレンタルして車いす生活になっていました。

このことは、大変なショックを父に与えました。

父は精神的にも気弱になり、うつ状態にもなりかけていたと思います。

上で紹介したまさしく「廃用症候群」の状態であったと思います。

足こぎ車いすを知って 廃用症候群から回復

廃用症候群になりそのままにしていたら、きっと父は寝たきりになっていたと思います。

そうならずにすんだのは、このブログで紹介している足こぎ車いすコギーを知ったからに他ならないと思います。

「このままでは寝たきりになってしまう。なんとかしなくては」と思っていた私は、いろいろな情報を集め、その中で足こぎ車いすコギーとで出会うことができました。

足こぎ車いすが廃用症候群から回復に効果的と直感

足こぎ車いすコギーの評判のページでも紹介していますが、足こぎ車いすコギーに出会った人は、「これだ」と直感したという体験談が沢山紹介されています。

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まさしく私も、足こぎ車いすコギーをはじめて見たときに「これだ!」と思ったのです。

はじめて足こぎ車いすを試乗したとき「これだ!」と思いました。

私は、足こぎ車いすコギーの口コミとか評判や動画を調べたわけではありません。

足こぎ車いすコギーを見た瞬間に、「これならば父の足のリハビリになる」と直感したのです。

父が廃用症候群から回復できたのは、足こぎ車いすコギーに出会ったおかげだと、私は確信をもっていえます。

足こぎ車いすコギーを知ってからの父は、毎日足こぎ車いすコギーに乗ることで、少しずつ足の筋肉がついてきて、最近では杖をつきながら、家の周囲を三周もできるほどの回復しました。

以上、私の父が廃用症候群から回復できた方法を紹介しました。

足こぎ車いすコギーをレンタルするまでが一苦労ありました。

「これだ」と直感的に欲しいと思った足こぎ車いすコギーでしたが、レンタルするまでには一苦労ありました。

なぜなら、地方都市で生活している私たちにとって、足こぎ車いすコギーをレンタルする方法がわからなかったのです。

通常の価格でレンタルするのであれば、問題なく借りることができます。

ですが、通常価格でレンタルすると、毎月15000円ものレンタル料が発生するのです。

この価格は年金生活をしている両親にとって痛い。

なのでなんとか介護保険の対象としてレンタルしたいと思いました。

介護保険の対象としてレンタルできれば、一割負担ですから1500円/月のレンタル料金です。

このレンタル方法については、別ページで紹介していますのでぜひご覧ください。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

以下の項目を是非参考にしてみて下さいね。

足こぎ車いすコギーのレンタル方法についてまとめました。

はじめて足こぎ車いすコギーをレンタルするときは大変でした。

なんとケアマネージャーは足こぎ車いすコギーの存在を知らなかったのです。

足こぎ車いすコギーをレンタルするコツを紹介していますので、よろしければご覧ください。

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